神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2018年8月17日 エリアトップへ

座間署管内 振り込め詐欺多発 昨年上回るペース

社会

公開:2018年8月17日

  • LINE
  • hatena

 座間市内で振り込め詐欺による被害が多発している。座間警察署(川口博幸署長)によると、今年に入って29件、被害総額は4645万円に上る(8月6日現在)。特にキャッシュカードを騙し取るケースが多く、同署は「不審な電話やメールがあれば、家族や警察に相談を」と呼びかけている。

 同署によると、8月6日現在で振り込め詐欺の発生件数は、過去ワーストを記録した昨年の同時期と比較して8件増加。特に70代で10件、80代だけで13件と、70歳以上の高齢者が被害者となるケースが多数を占める。

 被害の内訳は、オレオレ詐欺25件(約4400万円)、架空請求2件(約40万円)、還付金詐欺2件(約200万円)。「あくまでも被害届が出されたもので、実際の被害はより大きい」と同署生活安全課の佐藤浩二課長は話す。

 近年増加しているのが、キャッシュカードと暗証番号を騙し取る「カード手交型」と呼ばれる手口。カードを騙し取った後は複数回にかけてお金を引き落とされる場合があるという。

折り返し連絡はダメ

 電話だけでなく、はがきやショートメールによる架空請求も増加している。「法的手段を取る」との記載で不安を煽るもので、「絶対に折り返し連絡しないで」と佐藤課長は注意を呼びかける。

 対策として同署は、パトカーでの広報・啓発や、高齢者宅へ直接電話し、注意喚起を図っている。「不審な電話やメールがあったら、一人で悩まず家族や警察に相談して」と話した。

座間版のトップニュース最新6

交通拠点設置を目指す

相武台南口

交通拠点設置を目指す

行政・地域協力し実現へ

1月31日

花壇活動続けて20年

さがみ野

花壇活動続けて20年

「孫誕生がきっかけで」

1月31日

9年ぶりの頂点目指す

9年ぶりの頂点目指す

東海大相模 春の選抜出場

1月31日

戦闘機「雷電」の部品発見

戦闘機「雷電」の部品発見

所有者から市に寄贈

1月24日

「凧」通して地域と交流

座間養護学校

「凧」通して地域と交流

座間市大凧保存会と

1月24日

3月6日オープン

市内初映画館

3月6日オープン

最新鋭の映像機器導入

1月17日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク