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交流の歴史を次の時代に 元台湾少年工顕彰碑

社会

掲載号:2019年1月1日号

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清掃作業を行った芹沢顕彰碑見守隊メンバー(12月22日、芹沢公園)
清掃作業を行った芹沢顕彰碑見守隊メンバー(12月22日、芹沢公園)

 第二次世界大戦末期、座間市などに建設された軍需工場「高座海軍工廠(こうしょう)」で勤務していた元台湾少年工の歴史、地元住民との交流を後世に伝えようと昨年10月に芹沢公園に顕彰碑が建立された。この顕彰碑を守り、当時のことを知る人が少なくなった今、語り継がれてきたことを若い世代に伝えようと地元の有志により『芹沢顕彰碑見守隊』が10月に結成され、昨年末には顕彰碑の清掃が行われた。

 戦争末期、日本は不足した労働力を補うために、当時統治下であった台湾から労働者として台湾の少年を動員した。しかし戦火が激しくなり、食料や物資も不足し、労働は過酷を極めた。元少年工がこの地を第二の故郷と思うのは、食料や防寒具などを分け与えた地元住民の存在があるからだ。

 元少年工の来日から75年を記念して行われた顕彰碑除幕式には元少年工22人も参加した。

 この顕彰碑や元少年工との交流の歴史を後世に伝え続けようと地元の有志らが『芹沢顕彰碑見守隊』(大澤道夫代表)を結成した。昨年末現在でメンバーは22人。12月22日にはメンバーで顕彰碑やその周辺の清掃活動を行った。大澤代表は「結成から2カ月、メンバー揃っての初の活動となりました。今後も多くの人の協力を得ながら活動していきたい」と抱負を語った。

 現在90歳前後の元少年工を、当時世話したのは大澤代表の祖父母の世代。「当時のことを知っている人は少なくなりました。でも大変な時代に、このような交流があったことを若い世代の人たちに伝えていきたい。これからいろいろな人が集まれるイベントや学生に伝えられることを行っていきたい」と話している。

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