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特別インタビュー 「ラグビーW杯を楽しもう」 県組織委員長、康乗(やすのり)氏語る

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掲載号:2019年1月11日号

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ラグビーの魅力を紹介する康乗委員長
ラグビーの魅力を紹介する康乗委員長

 いよいよ今年開幕する、「ラグビーワールドカップ(RWC)2019」。国内12会場で行われる今大会、横浜市内では横浜国際総合競技場が試合会場に選ばれ、日本代表戦や準決勝、決勝を含む7試合が開催される。そこで、神奈川県ラグビーフットボール協会・RWC2019委員会の康乗克之委員長に、ラグビーの魅力や観戦のポイントを聞いた。

リスペクトのスポーツ

 ――ラグビーの魅力を教えて下さい。

 「ラグビーは体と体をぶつけ合うスポーツ。衝撃音はスタンドまで聞こえます。全力でぶつかれるのは相手へのリスペクトがあるから。ラグビーでは試合終了のことを『ノーサイド』と言います。これは戦いが終わったら敵味方なく仲間という意味。激しさの中にも相手を敬う心があるんです」

 ――激しいプレーが目立つが、根底には思いやりの精神があるんですね。

 「そうです。仲間への尊敬や信頼も大切です。後ろにしかパスが出せないラグビーにおいては味方の声が頼み。後ろにいる選手はボールを持った選手を独りにしないように大きな声を出し、その選手は仲間の声を信じて前に突き進むんです。試合中はこうした選手たちの声も聞こえてくるので、楽しんでほしいです」

15人のおきあがりこぼし

 ――日本代表の注目ポイントはどこですか。

 「大柄な外国人選手たちに負けないためにスピードと精密なプレーが特長です。その一つが『15人のおきあがりこぼし』です。タックルで倒された際に、日本代表選手は素早く起き上がり次のプレーに備えます。地面から跳ね返ってきたかのような姿はまさに『おきあがりこぼし』。切り替えのスピードに注目してもらいたいです。

 こうしたプレーを支えているのは膨大な練習で培った体力。以前の日本代表は試合終盤が弱点でした。しかし、現在はラスト1プレーまで足を止めることなく走り続けます。日本代表の愛称は『BraveBlossoms(勇敢な桜)』。果敢に立ち向かう日本チームの残り10分の戦いぶりは必見です」

試合前にも注目

 ――海外の代表で注目のチームはありますか。

 「やはり、現在世界最強と呼ばれるニュージーランド代表ですね。史上初のW杯3連覇を目指すオールブラックス(同代表の愛称)はすべてのプレーが世界一ですが、見どころは試合前に披露する民族舞踊の『ハカ』。闘志を高めるための屈強な男たちの踊りは迫力満点です。一方対戦相手は、ニュージーランドの選手がハカでの勢いのまま試合に入らないよう、ゆっくり準備をすることも。対戦国の様子を見るのも面白いですね。ニュージーランドの試合は開始15分前には座席に着きましょう。他に民族舞踊を披露するチームもいますし、イングランド代表を率いるのはエディ・ジョーンズ前日本代表ヘッドコーチ。日本以外にも応援するチームを見つけると楽しさが増えると思います」

楽しさ広めたい

 ――他にも試合観戦時の楽しみ方はありますか。

 「観戦者同士の交流ですね。ラグビーは観客もリスペクトし合うんです。他の競技だと応援するチームで座席も分けられることが多いですが、ラグビーにはそれがありません。隣にいるのが対戦相手の応援者ということもよくあります。実際に私が15年のW杯を観戦した時も、対戦国の南アフリカの人々が祝福してくれました。試合に負けて悔しいのに相手を称える姿はまさにラグビーのリスペクトの精神です。試合が終わればファンもノーサイド。せっかく海外からたくさんの方が来て下さるので、積極的に交流してもらいたいですね」

 ――ラグビーW杯が日本で開催されることの意義を教えて下さい。

 「実はラグビーW杯は、オリンピック、サッカーW杯と並ぶ世界3大スポーツイベントの一つなんです。しかしいわゆる強豪国での開催が多く、アジアで行われるのは今回が初めてです。また横浜はラグビーと縁があり、日本で初めてラグビーの試合が行われたのは横浜と言われています。身近で歴史的な大会が行われるのでぜひ会場に足を運んでもらいたいですね」

 ――W杯に向けて意気込みをお願いします。

 「W杯を成功させるために生まれてきたというくらい力を入れています。一方、今大会をゴールでなく競技を国内に広めるスタートにしたいと思っています。細かいルールが分からなくても会場に来れば必ず楽しめます。国を背負いぶつかり合う30人の男たち、盛り上がるファン、ぜひ生でその熱気を体験してください」

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