座間版 掲載号:2019年3月15日号
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相武台在住福本さん 削る楽しさに魅了され 71歳、初めての個展

文化

お気に入りの作品を抱える福本俊一さん
お気に入りの作品を抱える福本俊一さん

 相武台在住の福本俊一さん(71)が3月17日(日)から23日(土)まで、相模原市のギャラリーで初の個展を開く。展示するのは、教員時代から15年作り貯めた木製の花瓶置きなど約80点。曲線が際立つ独特のデザインが特徴的で、「既製品では物足りず、欲しいものを自分で作りたいという思いがモチベーションに繋がっている」と話している。

 福本さんは高知県生まれ。昔から手先が器用で物作りが得意だった。小学校教諭として川崎市に赴任し、図工の時間に木版画を扱ったことが契機となる。まっ平の板から削り出していく様が面白く、次第に道具を集めるようになり家に試作品が増えていった。定年退職してからは、1日数時間作業机に向かい、さまざまな難易度の作品にチャレンジしている。

細かい作業もなんのその

 デザインのインスピレーションは、まず西洋建築や日本家紋の書籍を眺めるところから始まる。頭に設計図が浮かんだら、電動ノコギリを木版に走らせ、おおよその形にカットする。次に彫刻刀ややすりで丁寧に曲線を作り、染料で着色、最後にニスを塗って完成だ。物によっては数カ月かかる作品もあり細かな作業が続くが、福本さんは慣れた手つきで難なくこなす。作品はどれも一輪挿しとセットになっており、木彫り部分は土台や背景として存在感を放つ。

 数が100点に近づいてきたことや、一昨年、昨年と県内60歳以上のアマチュア作品が集う「かながわシニア美術展」に入選したことが後押しとなり、今回個展を開くことにしたという。「初めてにして、最後かな」とおどけて見せる福本さん。妻の裕紀子さんは「2人で美術館に行くときは、絵を見ながら次回作のアイデアを練っているみたい。打ち込める趣味があって羨ましい」と夫の創作活動を応援する。

 花瓶も既製品では満足できなくなり、数年前から陶芸教室に通うようになった。「自作の花瓶を使った作品もあるので、たくさんの人に見てもらいたい」と福本さんは話している。

 会場は相模大野ギャラリー(相模原市南区相模大野4の5の1の201)。午前10時から午後5時(初日は正午から、最終日は4時まで)。問合せは福本さん【電話】046・254・6326へ。

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