一般社団法人座間青年会議所の第39代理事長に就任した 西野 貴滋(たかしげ)さん 入谷在住 38歳
「実践」重視の行動派
○…40歳以下の有志が集まり、地域活動などを行う青年会議所(JC)。きょう(一社)座間青年会議所の理事長に就任した。「理事長職を任されるとは全く思っていませんでしたが、仲間や先輩が後押しをしてくれるというので、やってみようと決意しました」と表情を引き締める。就任が決まってからは、仕事と両立しながら活動し多忙な日々を過ごした。「正直大変だなと思いましたけど、成長するチャンスだと信じて頑張っていこうと思います」
○…今年のスローガンは『わくわく』。「地域の皆様とわくわくしながら活動をしたいと思ってね」と笑う。歴史のあるわんぱく相撲座間場所や芹沢公園で行う坂道マラソンといった事業の継続と進化に重きを置くという。「もっと魅力があるものにしていきたい」と力を込める。「JCは『出来るか出来ないか』ではなく『やるかやらないか』しかない」と話し、行動することの重要性を訴える。
○…座間市内で生まれ育つ。専門学校卒業後に、電気設備の工事や設計などを一貫して行う仕事に従事。昨年5月には独立し、「にしき電設株式会社」を立ち上げた。しかし、6月に開催した坂道マラソンの実行委員長を務めたことからその準備に奔走。「会社を立ち上げたのはいいけど、3カ月は仕事がほとんど出来なかった」と苦笑する。「でも仲間と早朝に準備するなど楽しかった」と振り返る。
○…課題は会員の増強。この先数年で、卒業間近のメンバーが多いことから「より若い方にも参加してほしい」と呼びかける。「一緒に活動し、伝統を引き継いでもらいたいからね」。座間青年会議所の魅力については「自己成長の場になること」と即答。そして、地域活動を通じて切磋琢磨することで仲間とは友情が生まれ、信頼が生まれてくるという。「将来を生きていく中で仲間作りは大切、大事な仲間に出会える場所だということを若い世代に伝えていけたら」
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