座間市主催の認知症・徘徊セミナー「【徘徊】と向き合う家族のために」が1月10日、市民健康センターで行われ、24人が参加した。
在宅で介護する人を支援するための取組み。今後増加が予想される認知症と向き合うため企画された。講師には、市内で福祉施設を運営する(有)ふれんどりぃの筒井すみ子氏が招かれた。
「徘徊には必ず理由がある」と語る筒井氏。同社は利用者の徘徊を止めずに、適度な距離を保ちながら一緒に歩くという。セミナーでは、同社が運営する認知症者などが働くカフェでの取組みを紹介した。徘徊の症状が見られたある利用者は、カフェで働くことで役割意識が芽生え、症状が改善したという。筒井氏は「認知症でも、関わり方によっては普通の人。笑顔で接していると、相手も笑顔になる。行き詰ったり困ったりしたときは、一人で抱え込まず相談して」と来場者に呼びかけた。
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