神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2018年2月2日 エリアトップへ

あすなろ大学展2018の実行委員長として、準備に奔走する 北出(きたで) 允洋(あつひろ)さん 東原在住 74歳

公開:2018年2月2日

  • LINE
  • hatena

未来志向で生涯学習

 ○…創立30周年を迎えたシニア向け生涯学級「あすなろ大学」。2月9日(金)から11日(日)までサニープレイス座間で行われる大学展の、実行委員長を任された。期間中は発表と展示含め、32の学習成果を見ることが出来る。「自分の専門外の発表も多いはず。色々な角度で物事を見ると、発見も多い」とにこやかに語る。

 ○…生まれも育ちも兵庫県。子どもの頃から機械いじりが好きで、自転車発電などを楽しんでいた。「電気や機械は面白い」と、大学では機械工学を学び、オイルシールメーカーの大手・NOK(株)に入社。材料開発から構造開発までエンジニアとして幅広く活躍し、ウォーターポンプのシールなど多くの商品を世に送り出した。あすなろ大学に関わり始めたのは定年退職後。「過去は問わない、お互いを褒め合う」というのがあすなろのモットーだという。「ケチを付けるのではなく、前向きな意見を出し合うと楽しくなる。年をとってからも違うことに挑戦しなきゃ」と、活動にのめり込むようになった。

 ○…畑作業が心の癒しになっている。じゃがいも、大根、白菜、にんじん、ブロッコリーと育てる野菜も多様。「無農薬だから葉っぱまで食べられる」と笑顔を見せる。好奇心旺盛で、最近は宇宙について興味を持っているという。「地球外の惑星が見えるようになってきて、いろいろな説が出ている」。それぞれの説を整理しながら、はるか遠くのロマンに思いを馳せる。

 ○…「市民に生涯学習を知ってもらい、メンバーが楽しく長生きできるように」。大学展には、この2つの目的がある。今後よりよいものにしていくため、学習内容のジャンルを広げたいと考えている。「昔からやっている先輩の研究に味付けするにしても、自分の足を使うことが重要。より市民に見てもらうため、発表件数を増やしていけたら」。技術畑で育った経験を活かし、未来志向で提言を続けていく。

座間版の人物風土記最新6

笹岡 泉さん

フェイスブックページ「We Love Zama」のタウンリポーターを長年務める

笹岡 泉さん

緑ケ丘在住 70歳

1月31日

松田 恵三さん

28日(火)まで行われている第3回「座間市民写真展」の実行委員長を務める

松田 恵三さん

栗原中央在住 80歳

1月24日

永野 貴義さん

高座クリーンセンター環境プラザの施設長として施設の情報発信に力を入れる

永野 貴義さん

46歳

1月17日

増田 修孝(のぶたか)さん

1月1日付で(一社)座間青年会議所の理事長に就任した

増田 修孝(のぶたか)さん

栗原中央在住 38歳

1月10日

出口 有加さん

市内で出版社「犀(サイ)の工房」を営む

出口 有加さん

四ツ谷在住 38歳

1月1日

徳永 誠さん

座間市立市民交流プラザ「プラっとざま」の所長を務める

徳永 誠さん

座間市在勤 57歳

12月13日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク