公益社団法人座間市シルバー人材センター(戸田順章理事長)は3月20日、座間市商工会(長本亨一会長)と「家庭の仕事等の依頼に関するトータルサポートサービス」を推進する協定書を結んだ。この締結で幅広いサービスを市民に提供できるようになる。
シルバー人材センターは企業、家庭、公共機関などから仕事を引き受け、会員(事前登録制で60歳以上)に臨時的かつ短期的な就業機会の提供を行う機関。
今回の協定では、市民から依頼された仕事の中で、同センターではこれまで技術や規模などの内容のため断っていた依頼を、より専門技術を持った同商工会に紹介することで、依頼者の利便性の向上と地域経済の活性化を目的としている。
「これまではせっかくご依頼いただいた仕事でも、仕事に必要な技術や資材、安全面の確保などを理由にお断りすることがありました。法人の性格上、一般の工務店などを依頼者に紹介することができなかったが、協定を結んだことで、ご依頼者に満足していただけるサービスを提供することができます」と戸田理事長。
同センターから依頼を受けた仕事は同商工会内の建設業部会・家守の会が責任をもって対応する。また家守りの会が市民などから依頼を受けた軽微な仕事は同センターに紹介することになっている。仕事完了後には互いに報告し、情報を共有していく。
長本会長は「とてもありがたいお声かけをいただき感謝しています。地域経済の活性化のためにも、今後もいろいろな面で互いに協力していきたい」とコメントした。
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