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座間版 公開:2018年6月22日 エリアトップへ

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創立50周年 「その先へ!」未来を見据えた活動 座間市商工会青年部

公開:2018年6月22日

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 座間市商工会青年部が今年で創立50周年を迎えた。45歳までの若き事業者らが地域振興発展のために創造力と行動力を発揮し、さまざまなイベントを通して市民とふれ合い、市内商工業の振興を担ってきた。50周年のテーマは「その先へ」。積み上げてきた活動・歴史とネットワークを礎に、次の50年を見据える。現在部員は42名。社会ニーズに沿いながら懸命に行う活動を紹介する。

 同青年部では4つの委員会を設け、テーマに沿って活動している。

 『地域振興委員会』では文字通り「地域を盛りあげよう」と、様々なイベントを企画。昨年度は「フリーマーケット」(大凧まつり内)、「あゆのつかみどり」(ひまわりまつり)、「ちょい呑みフェスティバル」を開催。

 ちょい呑みは市民に人気のイベント。「やってくれてありがとう」と感謝されることもよくある。部員たちにとっても、学ぶことが多い。飲食店の店主と知り合うことで店ごとに違う「雰囲気づくり」、「人を呼び込むアイデア」などを肌で感じ、店主ら経営者の色々な考え方を教わっている。

 20年以上続く大凧まつり会場でのフリーマーケット。市民にも商売の楽しさを知ってもらいたいと始まった。掘り出し物狙いのリピーターも多く、また同青年部OBや関係者の集合場所にもなっていて、「あそこに行けば仲間に会える」というランドマーク的な存在に。

 今年で5回目の「あゆのつかみどり」は子どもに大人気のイベント。ひまわりまつり会場の中に、簡易のプールを設置。生き物の仕入れや特殊な会場設営などがある特別なイベントも同青年部ならではの企画だ。あゆは親会である座間市商工会の会員から仕入れ、会場設置、水廻りなども、それぞれ専門職の部員たちが中心となって行った。原価率やイベント運営方法、来場者への対応など継続して行うには難しいイベントだがネットワークがあり、事業者が集まる同青年部だから成功したイベントとなった。運営にも万全を期し、「様々なシチュエーションを皆で考えて、『子どもたちが水に入れば絶対びしょびしょになるよね』『取った魚をどうやって持って帰ってもらおうか』『魚を活き活きと泳がすにはどうする』など先々を見据えて企画した」という。

 市民を対象にした大きなイベントが昨年から始まった「オールパフォーマンスコンテストZAMA」。「地域の人たちに地元で頑張っている人、すごい人を知ってもらい応援しよう」をテーマに企画されたイベントで『新規事業委員会』が中心となって進められた。市民ふるさとまつり内で行われ、800人が来場した。17年続いたダンスコンテストを時代に合わせてバージョンアップさせたものとなった。企画当初は「参加してくれるかな」と不安だったが、学校や教室などにイベントを案内して回った効果もありエントリーは21団体、100人以上がパフォーマンスを披露。ダンスのほかお笑い、カラオケなどもあり老若男女の参加者が楽しいステージを見せた。「今後どんな風に育ってくれるか楽しみ」と同青年部は期待を寄せている。

商売人として自己研さんを

 「部員の事業の活性化が地域振興の第一歩」と部員たち自ら学ぶイベントも開催している。『研修・交流委員会』では、部員同士で「経営疑似体験マネージメントゲーム研修会」を開催した。事業者、経営者としてのスキルを互いに向上させることを目的にしたもの。研修では仕入れ価格や仕入れ量、販売価格・数などをそれぞれが判断して、架空の取引を行い、利益を競うゲームを開催。講師を招いて経営の基本を学びながら、経営判断の下地を養う。「取引に色々な方法もあるんだ」「リスクマネージメントのポイントも皆違うんだね」など学ぶことは多いという。

 同青年部では次の50年を見据え、次世代の事業者を育てようと昨年度、市内の中学生むけに「起業講座」を開催。将来の選択肢を広げてもらおうと自分たちの経験談や現状などを語りかけた。「自分がやりたいこと、自分の考えたアイデアを実現させるためには、社長という選択肢もあるんだよ」と話すと、生徒たちからも多くの質問があがった。「中学生までは、“社長”は将来の夢ランキングでトップ10に入っているけど、高校生だと圏外に。中学生の時に、漠然でも社長という夢を持ってもらえれば」と話す。「仕事の辛さ、大変さだけでなく、自分で仕事を作り出しお客様に喜んでもらえる幸せも知って欲しい」

 部員を増やす活動も大事な事業で『部員増強委員会』では、新入部員との交流も目的に「サバイバルゲーム」を開催。自分たちが楽しんで、「なんで楽しめるのかな」と感じることも仕事につながっていくという。

 事業者として活動することを大切にしている同青年部では、自分の仕事を仲間に紹介するプレゼンを定期的に行っている。知っているようで知らない仲間たちの仕事を知ることで、共通の悩みや仕事に活かせる情報なども多く得られるという。「最初は15分と決めていたけど、一人で1時間以上も話続ける人も」と笑う。

 一緒に活動することで互いに事業者として見習うことが多い。「今どんな需要があるのか」「こういう業者を教えて」「こういった注文があったよ」等多業種が集まる青年部だから得られる情報がある。毎週のように会い、事業の準備を行っている。「忙しい毎日だけど利害関係のない仲間たちと会うとリフレッシュできる。仕事で悶々としているときこそ、会って話して仕事の相談もできるし、成功談を聞けば刺激になるしね」と部員たち。
 

◆以下の画像をクリックかタップするとPDFが開きます。

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座間市商工会青年部

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