座間高校創作舞踊部(原弥生顧問)は8月7日(火)から10日(金)、神戸文化ホール(兵庫県神戸市)で開催される「第31回全日本高校・大学ダンスフェスティバル」に出場する。「ダンス甲子園」と称される最高峰の舞台で、創部以来初の最優秀賞「文部科学大臣賞」をめざす。
「ダンス甲子園」と呼ばれるこの大会は、全国各地の予選を勝ち上がった高校・大学生や有志グループが参加する最高峰の舞台。同部は「高校コンクール部門」に出場。84チームと頂点を競う。
昨年は予選敗退と、悔しい結果に終わった同部。雪辱を胸に、「今度は私たちが引っ張る立場」と、部長の金子千春さん(3年)を中心に団結した。
上位3チームが全国切符を手にする1月の県新人ダンス大会で3位となり、全国出場を決めると、新一年生加入後の県総合体育大会ダンスコンクールでも3位入賞。着実に実績を積むが「わかりやすさに欠けていた」と満足することは無かった。
「ダンス甲子園」で披露するテーマは、「2045年飛躍の瞬間」。AIが人間の頭脳を上回る近未来を舞台に、その瞬間を精一杯生きようと輝く人間の可能性に迫った。振り付けや音楽も3年生を中心に意見を出し合い制作。機械的な動きを組み合わせた独創的な演技が仕上がった。
8月7日から開幕する大会に向け、メンバーは日々練習に励む。「強豪校がたくさん出場する。もっと高めたい」と金子部長。振り付け制作者の一人・坂本葵さん(3年)は「目標は日本一。座間高の名前を全国に轟かせたい」と意気込んだ。
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