座間市立南中学校の松井颯大選手(3年)がリトルシニア日本代表に選ばれ、7月末に米国イリノイ州で行われた「MCYSA全米選手権大会」に2番セカンドで出場し、打率6割を超える好成績で優勝、大会5連覇に貢献した。同大会にはブラジル代表やプエルトリコ代表、米国州代表など17チームが参加した。
脅威の2番打者
海老名リトルシニアに所属する松井選手。いつもはショートを守っているが、日本代表ではセカンドを任された。「あまり、セカンドの経験はなかったのですが、しっかり守ることができ、良かったです」と話す。7試合に先発出場し、16打数11安打と打率6割8分8厘とヒットを量産したが、注目は出塁率。11安打に加え相手エラーで1回、四死球で4回出塁し、出塁率は7割6分と7割を超え、脅威の2番バッターとして、大活躍した。
「苦しい場面でも出塁し、2盗、3盗を決めることができた」と高い出塁率に加え、チャンスを広げる9つの盗塁を成功させ、優勝に大きく貢献した。
日本代表は予選3試合を23得点1失点で全勝し、1位で通過した。決勝トーナメントでは、初戦のミシガン州代表に4対0で勝利し、続くブラジル戦は9対1で5回コールド勝ち。
決勝は予選3試合43得点の猛打が武器の地元イリノイ州代表と対戦。堅実な守備で7対0で勝利し、日本代表チームは大会5連覇を達成した。
松井選手が野球を始めたのは小学校入学時。友だちに誘われたのがきっかけだった。最初は友だちと遊ぶのが楽しかったが、続けるうちに野球の魅力にはまり小学5年からは本格的に打ち込んだ。
松井選手は「2番セカンドで出場でき、色々な国のチームと対戦することができ、日本代表として素晴らしい仲間と一緒にプレーすることができたのはとても良い経験になりました」と大会を振り返った。
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