神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2018年10月19日 エリアトップへ

座間神社会館すいめい 文化発信続け25周年 あすから記念帯アート展

文化

公開:2018年10月19日

  • LINE
  • hatena
すいめい25周年を彩る帯アート
すいめい25周年を彩る帯アート

 文化の発信拠点として市民に親しまれてきた「座間神社会館すいめい」が10月15日、開館25周年を迎えた。あす10月20日(土)から22日(月)までの3日間、「小さい秋、大きい秋見つけた 帯アートと花の饗宴」と題した記念アート展を同館で開催する。

 同館は座間神社に隣接する施設。市内外のアーティストによる作品展示会場「ギャラリー杜(もり)」をはじめ、結婚披露宴やコンサートで使用できる多目的ホール、和室などを備える。

はじまりは休憩場

 座間神社は七十七段もの階段を上った丘の上に位置する。そのため、「お参りする人の休憩場所を作りたかった」と、同館代表の山本修子さんは振り返る。

 そこで参考になったのが、清水寺(京都府)の構造。崖の土留めのように、壁面を利用して建物を建築。同神社境内に位置する最上階の3階からは、丹沢連峰や相模川、座間の町並みが一望できるようになった。ここから見る夕陽は、「夕映えの丘」として「座間八景」にも登録される絶景スポットでもある。

芸術を身近に

 同館がこれまで担ってきたのは、文化発信拠点としての役割。「都内のギャラリーまで出向くのは大変。地域には芸術家がたくさんいる」。山本さんは、地域住民が気軽に立ち寄れる場所にできないかと考えたという。

 そこで、若手芸術家から地域の高齢者まで、幅広いアーティストの展示会場として開放。近場で芸術を楽しめる施設として定着した。

 今回展示される帯アートは、山本さんが考案したもの。着物の帯を折り紙のように折りたたみ、様々な形を成す芸術作品だ。同館で発祥し、今や海外でも展示会が開催されるなど、「座間から世界へ」と発信された文化でもある。

 会場には、山本さんが講師を務める教室「アクセントグリーン」の会員らによる力作約50点を展示。かぐや姫をモチーフとした秋の演出や、生け花作品と組み合わせた和の空間を満喫できる。また、出品者の思いが一作品ずつに添えられている。山本さんは「一人ひとりの人生にふれてみて」と呼びかける。

 入場無料。時間は午前10時から午後5時。問い合わせは同神社【電話】046・251・0245。

座間版のトップニュース最新6

交通拠点設置を目指す

相武台南口

交通拠点設置を目指す

行政・地域協力し実現へ

1月31日

花壇活動続けて20年

さがみ野

花壇活動続けて20年

「孫誕生がきっかけで」

1月31日

9年ぶりの頂点目指す

9年ぶりの頂点目指す

東海大相模 春の選抜出場

1月31日

戦闘機「雷電」の部品発見

戦闘機「雷電」の部品発見

所有者から市に寄贈

1月24日

「凧」通して地域と交流

座間養護学校

「凧」通して地域と交流

座間市大凧保存会と

1月24日

3月6日オープン

市内初映画館

3月6日オープン

最新鋭の映像機器導入

1月17日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク