2本の縄を使って縄跳びをしながらスピードや演技を競うダブルダッチ。その世界大会が昨年12月、米国ニューヨークで行われ、厚木市下津古久在住の内田陽香さん(22)が所属するチーム「PEEK─A─BOO」が優勝し世界一に輝いた。
ダブルダッチは、向かい合ったターナーと呼ばれる二人の回し手が2本の縄を内側に回し、その中をジャンパーが技を交えながら跳ぶスポーツ。アメリカでは人気が高く小学校の授業にも取り入れられている。
優勝したのは、フュージョンと呼ばれる、音楽に合わせストリート系ダンスやアクロバットを交えた演技を行う部門。大会では、同チームの得意とする大技やリズミカルな演技が最も高く評価された。
「本当に気持ちよかった」と喜びを語る内田さん。緊張しながらもミスなく演技できたことが勝因だという。同チームは、2年前にも世界大会に出場しているが、成績は6位。実力を出し切れなかった。今大会には、その悔しさを胸に「絶対にリベンジを果す」という強い気持ちで挑んだ。
「PEEK─A─BOO」は、日本体育大学の4年生のチーム。男性3人、女性2人の5人組で大学1年のときに結成された。
内田さんは、中学高校とバレー部に所属。高校3年生のときに訪れたオープンキャンパスで、ダブルダッチと出会う。先輩たちの演技に感動し、入学と共にサークルに参加。「人前で演技をして大きな歓声を聞くのが嬉しい」と競技にのめりこんだ。
4年間練習を積み重ねた集大成として出場した同大会。「世界一を目指して練習してきました。夢を実現できて本当に嬉しい」。喜びもひとしおだ。
帰国後、チームは朝のニュース番組に出演。世界一となった演技を披露した。「チームは今月で解散してしまいますが、この経験を活かして次のステップでも頑張っていきたい」と話した。
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