2010年を振り返って
国政が不安定な中、地域主権、権限委譲などが叫ばれていますが、政策の内容が見えにくく、国や県との連携が薄れた年でありました。また、中国や北朝鮮、ロシアの動きなど、平和のバランスも危惧されています。
村政はといいますと、役場や幼稚園へのアプローチの整備、原下駐車場の完成、農道、村道の整備が始まり、懸案の保育所の整備も着手できました。
生物多様性や自然保護などが叫ばれていますが、どのようにお考えですか
人間の営みの中で生物の多様性が失われていく現状を直視し、失われつつある自然との共存を再構築する努力が必要であると感じます。極端な自然保護、極端な開発が大きく取り上げられることは慎む必要を感じます。
また、鹿・猿・猪などの異常繁殖、熊などによる人間への危害、ヤマビルの繁殖などへの、しっかりとした対策も必要であると考えています。
森林ビジネスなどが話題になっていますが、どのようにお考えですか
村内には500ha以上の村有林があるので、いわゆるカーボンオフセットなど、森林を活用した事業はとても魅力的です。しかし、基準など不明確な点があるので、政府などがそれらへの基準・制度を確立することを期待しつつ、村としてもしっかりと準備を進めたいと思っています。
安心して暮せる村のためにどのような取り組みをしていますか。また今後、どういった試みをすべきとお考えですか
安心安全な村づくりは、全ての行政サービスに関わります。特に少子高齢化対策は、小児医療費を小学6年生まで無料化、保育所の設置をはじめとした子育て支援策、バス代補助、村営「別所の湯」の無料化、高齢者に対するデイサービスの充実などの取り組みをしてまいりました。また、防犯防災対策に関しましては、防犯灯の照度アップ、防犯カメラの設置、防災行政無線のデジタル化などが挙げられます。
今後については、小児医療費無料化の更なる年齢アップ、幼稚園保育料無料化などの子育て支援対策に取り組み、高齢者には安心して入所できる介護施設の建設に取り組みたいと考えています。
今後の観光振興について
昨年、宮ヶ瀬クリスマスみんなの集いは、開催25周年、ダム完成10周年の記念事業として、大吊り橋をはじめ湖畔園地のイルミネーションをバージョンアップしました。
今後は年間を通したイベントのレベルアップはもちろん、商店を含めた園地全体をレクリエーション公園としてコンセプトを整理し、20年、30年先の観光地化を目指したいと考えています。その他、丹沢山や煤ヶ谷地区の森林を使った森林セラピーなどもPRしていきたいと思います。
20年後、清川村はどうなっていると思いますか
国や県のあり方などが現政権下では今後大きく変わることも予想され、不安定です。どのような地方自治体制になっても、この地域は、豊かな自然と温かい人情を受け継ぎながら、人々が活き活きと、安心して暮せる村であっていてほしいと願っています。
村民へメッセージをどうぞ
皆さんの声を大切に、小さな村でなければできないきめ細かなサービスを進めてきましたが、今後さらに子育て支援策、高齢者対策を充実させるとともに、若者や勤労者へのサービスを広げていきたいと考えています。
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