厚木市は1月15日、自殺予防対策の一環として携帯電話とパソコンを使用して簡単にメンタルヘルスチェックができるシステム『こころの体温計(通常モード)』を導入。また、全国では初めてとなる家族が身内の心の状態を診断することのできる『家族モード』の供用を同時に開始した。
このシステムは、東海大学医学部付属八王子病院健康管理センターの1日人間ドック受診者用に開発した『メンタルチェック』をベースとしたもの。人間関係や住環境、睡眠状況についてなど、計13問の質問に答えることで、回答者の心理を判定。ストレス状況と落ち込み度といった心の状態を、金魚や猫などのキャラクターの表情(4段階)で確認することができる。また、判定結果に応じて相談窓口の紹介も行う。
市の担当課では「全国の自殺者が13年連続で年間3万人を超え、本市でも毎年50人前後が自ら命を絶っています。同システムは、こうした状況に歯止めをかけようというもの。自殺願望が強いと言われるうつ病患者の早期発見と早期対応ができる環境を整えました」と話した。システムの使用方法などは、広報あつぎで紹介するほか、自殺予防対策啓発チラシ『こころ、元気ですか?』で確認できる。
県内では同市のほか、相模原市と平塚市、秦野市の3市で、本人が判定を確認する『通常モード』を既に導入している。
メンタルヘルスチェックに関する問合せは、市民健康部健康づくり課【電話】046(225)2201まで。
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