愛甲商工会が創立50周年 2月23日の記念式典で功労者を表彰
愛甲郡の商工業者の経営相談や指導を行っている愛甲商工会(中村美好会長/会員数1009人)が1月14日、創立50周年を迎えた。2月23日にその記念式典を愛川町文化会館で行い、これまでの功労者を表彰し記念講演を行う。
同会は昭和35年1月、「商工会の組織に関する法律」に基づき設立された。会員数378人での船出だった。以来、事業者の相談相手として助言や指導を行う他、地域の経済振興を図るためのセミナーやスクールなどを実施している。また、事業所の紹介パンフレットの発行、伝統芸能を復活させる事業など幅広い活動もおこなっている。昭和44年には青年部が、昭和59年に婦人部(現女性部)が設立されている。
記念式典では、これまで商工会の発展に貢献してきた歴代会長や役員、会員など24名を表彰し、その後、記念事業として経済ジャーナリストの金子哲雄氏による講演会を開催する予定。金子氏は、「お金をかけずに地域を元気にする」をテーマに情報を発信する。また、これまでの同会の歴史をまとめた記念誌も発行される。
同会によると、他の地域に比べ建設業者の比率が高いことが会の特徴だという。愛川町の半原地区には江戸時代から腕の良い宮大工が多く活躍しており、その流れを汲む業者が数多く存在していることが理由だ。また、県内陸工業団地や県央愛川ハイテク団地、長い歴史を持つ繊維産業などの工業企業も多く、会内には、そうした業者で組織されている愛川工業クラブ(55企業)や大塚下団地工業会(56企業)なども活動を行っている。
その工業業者を対象に11年前から始めたビジネス交流会では、これまで繋がりの無かった地元の企業同士が知り合いとなり、受発注が行われるなど、企業間の活性化に繋がっている。現在では交流の輪が広がり、商店などを交え異業種の交流会として多様な企業が参加するようになったという。
中村会長は「50周年という節目を迎えることとなりました。これも偏に、関係機関皆様のご指導ご鞭撻の賜物と深く感謝します。この節目を契機に、地域社会の連携のもと商工会諸事業の積極的な展開をはかり、組織・財政基盤のさらなる強化につとめていきたい」と豊富を語った。
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4月19日