神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

厚木市 消防隊が仙台で人命探索 緊急援助隊として活動

公開:2011年3月25日

  • X
  • LINE
  • hatena
緊急消防援助隊として被災地へ向かった7人
緊急消防援助隊として被災地へ向かった7人

 厚木市消防本部の隊員7名が神奈川県緊急消防援助隊の一員として3月13日と14日、東日本大震災の被災地である宮城県仙台市で援助活動を行った。

 同隊は、消防庁から派遣要請を受け、県が組織したもの。県内の消防本部から215名が派遣された。

 厚木市からは、消火隊5名(吉田照文隊長(58)、鈴木一二三副隊長(49)、内村隆機関員(46)、霜島準也補機関員(39)、佐藤庄太隊員(38))と後方支援隊2名(加藤隆英隊員(47)、野崎勝隊員(40))の7名が出動。隊員らは宮城野消防署管内蒲生地区で、生存者を救出する人命探索を行った。

 地震発生直後に被災地へ向かった隊員らは、「蒲生地区は工業団地だったが、津波で建物が壊され、基盤だけが残っているような状態。何も無い破滅状態だった」と現地の惨状を語る。

 被災地では、宮城野消防署に宿泊し車両で移動。活動は、その車両から半径1・5キロメートルほどの範囲で行った。隊員らは、歩いて建物の残骸や流された車などを捜索したが、生存者は発見できなかった。一方11人の遺体を発見し収容した。

 吉田隊長は「余震の影響で退避命令が多く、十分な活動ができなかった。一人でも人命救助したかったが、発見できなかったことが残念」と想いを語った。

 緊急消防援助隊は、14日に第2陣が、17日に第3陣が被災地に入り、主に人命探索の活動を行った。厚木市からは、それぞれ、7名が参加した。
 

担当地区で活動する隊員
担当地区で活動する隊員

<PR>

厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6

予測できない事態に備え

予測できない事態に備え

災ボラ運営スタッフ募集

3月28日

「昇格をめざす」

はやぶさFC

「昇格をめざす」

新体制発表会

3月27日

夜空を照らす平山橋

夜空を照らす平山橋

4月7日まで点灯

3月27日

不要になったレゴを回収

不要になったレゴを回収

3月31日まで

3月26日

交通事故防止ワッペン寄付

交通事故防止ワッペン寄付

市内4社

3月25日

12項目の研究を公開

12項目の研究を公開

4月5日 神奈川工科大

3月23日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

4月に綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

4月に綾瀬で初公演

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

厚木・愛川・清川版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook