厚木市 消防隊が仙台で人命探索 緊急援助隊として活動
厚木市消防本部の隊員7名が神奈川県緊急消防援助隊の一員として3月13日と14日、東日本大震災の被災地である宮城県仙台市で援助活動を行った。
同隊は、消防庁から派遣要請を受け、県が組織したもの。県内の消防本部から215名が派遣された。
厚木市からは、消火隊5名(吉田照文隊長(58)、鈴木一二三副隊長(49)、内村隆機関員(46)、霜島準也補機関員(39)、佐藤庄太隊員(38))と後方支援隊2名(加藤隆英隊員(47)、野崎勝隊員(40))の7名が出動。隊員らは宮城野消防署管内蒲生地区で、生存者を救出する人命探索を行った。
地震発生直後に被災地へ向かった隊員らは、「蒲生地区は工業団地だったが、津波で建物が壊され、基盤だけが残っているような状態。何も無い破滅状態だった」と現地の惨状を語る。
被災地では、宮城野消防署に宿泊し車両で移動。活動は、その車両から半径1・5キロメートルほどの範囲で行った。隊員らは、歩いて建物の残骸や流された車などを捜索したが、生存者は発見できなかった。一方11人の遺体を発見し収容した。
吉田隊長は「余震の影響で退避命令が多く、十分な活動ができなかった。一人でも人命救助したかったが、発見できなかったことが残念」と想いを語った。
緊急消防援助隊は、14日に第2陣が、17日に第3陣が被災地に入り、主に人命探索の活動を行った。厚木市からは、それぞれ、7名が参加した。
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