厚木市旭町在住の高橋由希絵さん(21)が、4月7日から韓国で行われる射撃のワールドカップ(W杯)に初出場する。オリンピック出場の候補となれる基準点突破を目標に、国際舞台に挑む。
射撃の国際大会に出ることができるのは、選手強化を目的としたナショナルチームのメンバーのみ。高橋さんは直近大会の成績を反映した国内ランキングで10位以内に入ったことなどが評価され、昨年11月に同チームに選出された。
射撃のW杯は年4回行われるが、2回目となる4月の韓国大会のメンバーに選ばれた。W杯では10mライフル40発と50mライフル3姿勢の2種目に出場する。
10mライフルは立った状態で空気銃を撃ち、400点満点で合計得点を争う。50mライフルは火薬銃を伏射・立射・膝射の3姿勢で20発ずつ撃ち、600点満点で合計点を競う。
W杯では規定の点数(出場資格スコア)を取ることで、ロンドン五輪代表候補に名を連ねることができる。高橋さんにとって今回の目標は、この五輪代表出場点の突破。10mライフルでは375点、50mライフルでは555点が基準点となる。
自身にとっては初の国際大会。だが「自分の力を出せばクリアできるはず」と目標突破に向けて自信を見せている。
「遠征で国内・海外いろいろなところに行けそうだから」と射撃を始めたのは高校入学後。「高校から始めても世界を目指せることを教えたい」と、現在も母校の海老名高校で射撃部のコーチを務め、後輩の育成に協力している。
4月からは大学4年生。学生のオリンピックと呼ばれ、今年8月に中国で行われるユニバーシアードの代表候補にもなっている。学生最後の1年で、世界に大きく羽ばたくことができるか。
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