4月1日付で厚木市の副市長に就任した 鈴木 勲さん 厚木市三田在住 57歳
命をかけて仕事する
○…「厚木市は良いところばかり。ずっと住んでいるけれど、自慢する部分しか見つからない。もっともっと外へ情報を発信していきたい」。そう話すぐらい厚木が大好き。市長の掲げる施策と行財政改革実現へ待ち受ける困難は計り知れない。2人目の副市長への期待は大きいが「命をかけて仕事に取り組む」と意気込みは半端ではない。
○…市役所一筋38年。農地課での土地測量に始まった公務員人生もここで一区切り。これまでの業務は、都市政策、道路、税務に産業振興と、複数にまたがる。その中で培われた経験と知識は本物だ。「企業誘致は、契約書にハンコが押されるまで分からない。経済は水物だ。中東情勢が厚木市の経済に飛び火することだってありうる」と市内の産業振興について語る目は、経済アナリストの様でもある。
○…厚木市三田出身。三田小・睦合中を卒業し、相模台工業高校へ入学する。そこで、電算・プログラムについて学んだ。市役所入庁は、行政システムがアナログからデジタルに移行するタイミング。その開発に携わった。「財務オンラインシステムは、仕事の効率をグンと上げた」と振り返る。「法律の基本を知っている」と業務に役立つと先輩から一言。大学の夜間部で法学を学んだ。「人生の節目ごとに、決まって先輩からアドバイスを受ける。それがあとから効いている」と満面の笑みで話す。
○…現在は、奥さんと息子さんとの三人暮らし。「50で土に親しめ」。これもある先輩の言葉。4年前に家庭菜園を始めた。「家族や知人に食べてもらうことで達成感を感じる」と頬を緩ませる。昔のカメラや自動車部品を収集するのも好き。「古い工業製品のデザイン美。これが日本の原点だと思う」。そう話す横顔からは、勢いのあった日本、そして厚木を再びとの気概で満ち溢れている。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>
4月19日