環境配慮型の園舎 清川村 認可保育所が完成
保育園の外観
清川村で昨年８月から建設が進められていた村認可保育所「あおぞら保育園」がこのほど完成し３月26・27日に内覧会が行われた。
あおぞら保育園は、木造平屋建てで、延床面積は２４９・６８平方メートル。保育室のほか、畳のほふく・午睡コーナー、幼児が使いやすい大きさのトイレ、給食を作る調理室、保護者の緊急時などに対応する一時保育室などがある。
室内は、梁や柱を見せて温もりと採光に配慮。室外には、ウッドデッキ・草の庭・土の庭と３種類のスペースがある。使用している木材は村産材等で、屋根には太陽光発電システムも装備するなど環境に配慮したつくりとなっている。
現在のところ定員30名で入所園児は23名。保育園の運営を行う社会福祉法人白梅福祉会の倉山郁一理事長は「村のこどもたちが健やかに育っていくよう、下支えしていきたい」と話していた。
保育所の開所にあたっては村が行ったアンケート調査で、設置を希望する声が多数寄せられていたことから着手が始まっていた。保育所の建設に伴う総事業費は、１億５６９０万３１１７円。
採光に配慮した室内
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