厚木消防睦合分署 救急隊24時間体制へ 現場到着時間の遅れ解消が狙い
厚木市は平成23年度の安心安全事業の一つとして4月6日から、日勤体制だった北消防署睦合分署の救急隊を24時間の当直体制にした。救命に影響する現場到着時間などの遅れを取り戻し増加する救急需要に対応する。
高齢化を背景に、救急隊の出動件数は毎年、増加傾向にある。厚木市の平成22年の出動件数は9640件で、搬送人員は9022人。どちらも昨年に比べ600ほど増えている。それにより、救急車が現場に到着する時間に遅れが生じており、平成22年の現場到着所要時間の平均は8・4分。10年前は6・2分だったものが毎年、遅れ続けている状態だ。
再編成は、今後の救急件数の増加などを見込み、遅延の問題を解消しようとするもの。新たに隊員4名を睦合分署に配備し、救急隊を24時間の当直体制にする。
栃折春美北消防署長は「これまで5隊の救急隊が活動してきたが、それが6隊になることで、それぞれの負担が減り、迅速に対応できるようになると期待している」と話している。
隊員の整備とともに、救急車と救急器材なども新たなものを導入する。同市によると、最新型の救急車を導入する予定で、車両には高度な救命処置ができる器材を積載し効率的な救急活動が可能になるという。主な器材には、人工呼吸器や酸素吸入器などの呼吸・循環管理用資器材や、血圧計や血中酸素飽和度測定器などの観察用資器材など。
この事業の予算額は、3310万2000円。救急車と救急資機材の購入にあてられる。
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4月19日