厚木市依知地域の関口・山際市街化調整区域で、将来の市街化区域編入に向けた区画整理の準備が進められている。同区域は市の経済活性化・企業誘致の拠点として、商業施設誘致や防災公園の整備などが想定されている。
同区域は国道129号線関口中央交差点から山際交差点までの道路西側、約60ヘクタール。現在約6割を農地が占めている。
区域周辺には昨年座間荻野線が開通。平成24年度にはさがみ縦貫道路及び圏央厚木インターチェンジ・ジャンクション(仮称)が開設予定。将来交通の要所となることが想定されることから、土地利用のあり方を見直すこととなった。
平成20年8月には地域の自治会長、農業関係者など約40人によるまちづくり検討会議が発足。昨年12月には地権者全体向けに初の会議を開いた。これに先立ち行われたアンケートでは、住民から病院や日常生活に必要な商業施設の立地を求める声があった。
具体的な土地利用はまだ調整段階だが、市の案では区域内の大半を「土地利用推進地区」とした上で、南側の一部を「農地保全地区」としてブロック分けすることが有力だ。
土地利用推進地区では大型物流施設やショッピングモールの立地を想定。農地保全地区は既存住宅や農地の維持・保全を目的に、現在と同様の市街化調整区域として継続される。また、地域住民から避難場所として使える大規模公園の設置を望む声が多いことから、山際交差点付近の旧恵心病院跡地を防災公園として活用することも検討されている。
実際は平成25年度に予定される県の区域区分の見直しがされないことには事業化へ動き出せず、現在市は各地権者に説明を進めている段階だ。
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