ホーム > 厚木版 > 人物風土記 > 木原 米雄さん

厚木

第40回県施設野菜共進会トマトの部で県知事賞を受賞した

木原 米雄さん

厚木市温水在住 56歳
Check
この記事をはてなブックマークに追加
この記事をGoogle Bookmarksに追加

土は懐の深い親友

 ○…県内のハウス栽培農家が年に一度作物の出来栄えを競う共進会。4月7日に行われたトマトの部で、最高位となる県知事賞に輝いた。審査の基準はヘタの形や“腰”の高さなど、見た目の美しさ。色形はもちろん、フルーツを思わせる瑞々しい味も県下一品だ。「こうした大きな賞をいただくのは初めて。自分の励みにもなる」と喜びを語る一方、「いいものを作り続けなければという責任を感じる」と気を引き締めた。

 ○…トマトは市場や夢未市に出すほか、自宅前の販売所にも置かれる。「消費者に『美味しい』と選んでもらえるのが一番。王道の味で勝負して選んでもらえるのが理想」と話す。美味しいトマトに必要なものを問うと、返ってきた答えは「土」。「土は一番大事なパートナー。自分が変なことをしても、土が上手くカバーしてくれる。懐の深い親友だね」。一方で未だ良い関係と言えないのが太陽だ。「天気だけはどうにもならない。お天道様は気まぐれで、いわば薄い関係の友だちだよ」と例える。

 ○…農家の3代目。農業への道は元々望んでいたものではなかった。「小学生のとき、団地に住む友だちの家がうらやましく感じた。俺はサラリーマンになるぞと思っていた」。高校も普通高校へ進むつもりだったが、親の反対にあい農業高校へ。「友達は自分から農業をやりたいと思う連中ばかり。初めはびっくりしたが、だんだん自分も影響を受けて」と農業の魅力を知る。大学の農学部を卒業後、畑へ。「親にいいレールを敷かれたな」と苦笑いする。

 ○…家族は妻と2人の娘。長女は今年から社会人、次女は大学3年生。レールを敷かれた自分を顧み、「娘たちは自由にやりたいことをやってくれれば」と話す。趣味は音楽鑑賞。市場へ行くトラックの中でかけるのは、ずっと変わらず60年代の歌詞がないイージーリスニング。「いつかオーディオルームが作れればなぁ」と思いをはせた。

関連記事

powered by weblio


厚木版の人物風土記最新5件一覧へ

あっとほーむデスク

  • 5月17日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2019年5月17日号

お問い合わせ

外部リンク

  • 大和
  • 海老名
  • 綾瀬
  • 座間
  • 厚木
  • 愛川・清川
  • 伊勢原