東京地方税理士会厚木支部の支部長に4月1日付けで就任した 山口 雅嗣さん 清川村煤ケ谷在住 65歳
謙虚に誠意を尽くす
○…厚木市・愛川町・清川村の3市町村で活躍する税理士102人が所属する東京地方税理士会厚木支部。その第24代支部長に就任した。県内で一番小さな支部。会員数が100人を超えるのは、19年前に大和支部が設立され、それまで所属していた大和市と海老名市、綾瀬市、座間市の税理士が厚木支部の所属でなくなって以来のこと。「融和と一致団結を旗印に、会員全員で組織を運営していく。支部長一人では何もできないが、一人ひとりが協力することで大きな力とすることができる」と謙虚な姿勢を貫く。任期は2年。
○…税理士を志したのは、日独の青少年交流でドイツを訪れた24歳の時。現地の織物会社支配人の納税への姿勢に心打たれた。「税金が国家の根源を為していることをドイツの人は自覚していた。この考えを日本でも広めたいと思った」と振り返る。しかし、いざ事務所を持つと勝手が違った。今でこそ自分のやったことが認められるが、最初は失敗の連続。最初は、いかに失敗を少なくするかに躍起だった。その中で感じたのは「やはり誠意を尽くすことが大切ということ」としみじみ語る。
○…清川生まれ、清川育ち。小さい頃は、村の財産”大自然”の中で、のびのび育った。緑小・緑中卒業後は、厚木や川崎、相模原などの工場で現場作業員として働いた。18歳の時、日本の高度経済成長を身を持って感じる。「こんなに世の中が変わるとは想像もしなかった。特に山の中にいたからかな」と苦笑い。
○…現在は奥さんと2人暮らし。九州に住む孫が遊びに来ると、動物園や水族館、いちご狩りなどに連れて行く。「癒されるよね」と頬が緩む。趣味は園芸。「最近は、ゴルフをするよりも楽しいかもね」とぽつり。種をまき、水をやる。芽が出てきて収穫する。この過程が世の男を虜にする様だ。努力した分だけ、しっかり返ってくる。「自然は素直だよ」とにっこり。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>
|
|
<PR>
4月19日