厚木市 地域の元気を復興の力に チャリティーイベントに1万人
東日本大震災の復興と地元経済の活性化を目指したチャリティーイベント「Be Positive(ビーポジティブ)」が5月5日、厚木公園で行われ、1万人の来場者で賑わった。
このイベントは、厚木商工会議所青年部(川田通利会長、会員数70人)が企画・開催したもの。震災の影響による暗いムードを変え地域を元気にしようと行われた。
会場には、B級グルメで人気の「厚木シロコロホルモン」「厚木バーガー」「愛甲三郎豆腐でんがく」をはじめ、「三崎のとろまん」「平塚しらすボール」「大和名物やわらかホルモン炒め」など15店が出店し、お昼時には行列ができるほど人気に。また、ステージでは子どもたちのダンスやアイドルグループのコンサートが行われ、会場を盛り上げた。
親子で来ていた主婦は「地震で暗い雰囲気になっていますが、こういった明るいイベントがあると楽しい気分になります」と笑顔で話していた。
被災地の支援を兼ねて行われた同イベント。出店した店舗の売り上げの一部と来場者からの寄付を募り、40万8767円が集まった。この義援金は、日本赤十字社を通じて被災地に届けられる。川田会長は「不況や震災による落ち込んだムードですが、来場者の皆さんから元気をもらい、東北地方を盛り上げたい」と話した。
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