2011年神奈川県水墨画公募展で文部科学大臣賞を受賞した 又村 和夫さん 厚木市妻田西在住 77歳
水墨画のおかげでいい人生
○…「もしあのとき水墨画を始めていなかったら、今頃何をしていたかなあ」と呟く―。60歳から習いはじめ、早18年になる。息子さんのお仲人さんからいただいた鶏の番と雛を描いた水墨画に”感動”し、魅せられてしまった。先生を紹介され、習うようになって半年でサロン・デ・ボザール展に出品し奨励賞。それからしばらくは入賞受賞のラッシュ。「人に褒められてうれしくて描き続けてこられたのかもしれない」と素直な胸の内をポロリ。本紙にもここ数年、新年号に干支にちなんだ絵を描いてくださっている。生きているものの温かさ、優しさが心に伝わってくる画風。見る人の心に和みをくれる、そんな画が多い。実は小欄には二度目の登場。
○…森の中を歩く親子に柔らかい光が射している空想の絵を墨の濃淡と繊細なタッチで描いた50号の大きな水墨画『卯月の光』を全国公募の神奈川県水墨画公募展に久しぶりに出品した。そこで最高の栄誉「文部科学大臣賞」を受賞した。7月5日から7月10日まで神奈川県民ホールギャラリーに展示される。 ○…これが人生最後の快挙じゃないかな、と言いつつも「80歳になったら個展を」と目標を掲げる。請われて教え始め、今では7つのグループで約50人のお弟子さん。墨絵師範の資格も有す。上塗りはきかない水墨画は集中がいのち。月2回は浅草に通い、絹に描く墨画を習っている。努力家だ。「健康と環境があってこそ」とこっそり言う。
○…農家の長男として生まれるも家業を嫌い、公務員、会社員などを経て会社経営者に。様々な奉仕活動にも熱心。人づきあいもかなりいい。さらに凄いのは車づきあい。大のクルマ好き。細く長く愛するタイプ。50年以上も前のDATSUNと往年の名車ヨタハチのオーナーとしても有名。とてもお洒落な御仁だ。
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4月19日