9月19日の『敬老の日』を前に、厚木市に市内高齢者人口について話を聞いた。それによると平成23年9月1日時点の高齢者人口は4万879人。総人口に占める割合(高齢化率)は18・2%に達しており、市民の約5・5人に1人が高齢者であることが分かった。
全国平均を大きく下回る同市の高齢化率だが、全国的な傾向と同じく上昇を続けている。毎年0・7%程度ずつ増加している厚木市の高齢者人口は、今年2月には4万人を突破。平成26年度中に市内高齢化率は21%を超え、超高齢化社会に突入すると予測している。
さらに、同市が今年8月にまとめた「シルバー元気プラン報告書」によると、同市の高齢者人口は今後急速に増加。平成27年には5万3000人(高齢化率23・0%)、平成32年には約6万人(同25・9%)に達するといった試算も出されている。
ちなみに、内閣府が毎年発表している「高齢社会白書」によると、わが国の高齢化率は23・1%、高齢者人口は2941万人となっている(平成22年10月1日時点)。※厚木市の65歳以上の高齢者人口については、住民基本台帳によるもの(外国籍は含まず)
特養ホームの待機者も増加
今年8月1日現在、厚木市内に住民票のある高齢者で、市内特別養護老人ホームに入居している人は、447人。市外の特養ホームに入居している人は21人だった。一方、市内在住の高齢者で、特養ホームへの入居を希望する待機高齢者は641人(平成23年4月1日時点)。前年同時期は574人だったので、一年間で67人増加した。
また、市内高齢者で一人暮らしをしている人は1739人(市に申請を行っている人のみ)、寝たきりなど、在宅介護の支援を受けている人は、209人になる。
市高齢福祉課では「市内で必要な床数などを調査し、まずは第5期厚木市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画を策定します。その後、県や周辺自治体と調整を行い、待機高齢者解消に向けた具体的な取組みを実施していきたいと考えています」と話している。
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