厚木市立南毛利中学校と藤塚中学校の合唱部の合同チームが、明日24日(土)に群馬音楽センターで開催される「第66回関東合唱コンクール」に出場する。合同チームは発足3年目で、関東大会出場は昨年に続き2回目。
合同チームは、8月24日に横浜市の県立音楽堂で開かれた「第54回県合唱コンクール」中学校・同声部門に出場。福島雄次郎氏作曲の『戯れ』『哀怨』の2曲を披露。県合唱連盟に登録する13校の中で、関東大会への出場権のある金賞に輝いた。藤塚中の中里柚香部長(3年生)は、「合唱を楽しんでいる姿勢が審査員の方たちに評価されたのだと思う」と振り返る。
市内の中学校で合唱部があるのはこの2校のみ。部員の減少などを理由に2年前から合同チームを作り、大会に出場するようになった。合同チームで県大会・関東大会に出場するのは同チームだけ。
現在、チームは、南毛利中が34人、藤塚中が5人の計39人。平日はそれぞれの学校で練習し、合同練習ができるのは週に1日程度。藤塚中の顧問、高橋優花教諭は「歌を合わせる時間が少ないことが合同チームの最大のデメリット。克服するために、集まれる夏休みに集中して練習する時間を作っています」と話す。
大会には、揃いのピンク色のポロシャツを着て出場することから、「ピンキーズ」という愛称で活動している。南毛利中の顧問、石渡雅子教諭は「最初は生徒同士がなじまなかったが、昨年あたりから一つのチームになってきた。子どもたちのムードが出せる合唱を目指してほしい」と語る。
昨年の関東大会では銀賞を獲得した同チーム。南毛利中の鶴留美穂部長(3年生)は、「全国へ行きたいがステージで気持ちを出すと空回りしてしまうと思う」とし、「積み重ねてきたことを発揮して、感謝の気持ちをステージで出せたら良い」と意気込みを話した。
関東大会の同声部門には、埼玉や千葉、静岡などから26校が出場する。
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