設立50周年を11月1日に迎えた厚木地区美容業組合の組合長 葉山 喜義さん 林在住 65歳
「出逢いに感謝」の人生
○…厚木・海老名・座間・愛川・清川の3市1町1村の150を超える美容室で構成され、今月設立50周年を迎えた厚木地区美容業組合。その組合長を昨年から務めている。50周年記念式典の実行委員長として、4年前から準備を進めてきた。テーマは「50周年…出逢いに感謝」。式典では世界各国のスタイルで行う結婚式を一般の人にプレゼントした。「テーマの通り、みんなに感謝とありがとうの気持ちでいっぱいです」と穏やかな表情で語る。
○…生まれも育ちも、今の職場も林。「いたずら坊主でいつも怒られていた」という少年時代。いたずらの根底には「どうなっているんだろう」という好奇心があった。大学卒業後はセールスエンジニアとして10年間サラリーマン生活。好きなことだけでは仕事にならないジレンマに「どう見ても向かないな」と独立を決意。折りしも美容業界がバブルの頃。父が美容室を経営していたこともあり「これだ!」と美容師の専門学校へ。卒業後、父の美容室に入った。
○…最初の店は秦野。その後移った相武台で更に3回移転し、厚木へ。度重なる閉店、移転に「人を使おうとしてもダメ。職人気質で行くしかないな」と悟り「妥協せずに、お客様第一で信頼される店を作ろう」と決意。常連客からのアドバイスで、英語で「高貴」を意味する「ロフティー」に店名を変えた。以来、本厚木駅前店は25年以上続き、5年半前には地元・林にも店を出した。
○…趣味は「仕事」ときっぱり。式典のテーマ同様「出逢いに感謝」が自らの美容師人生を象徴する言葉。「美容師も技術だけでなく、心を磨かなければならない。つまり、お客様への感謝の心」と優しく話す。「感謝の心でいると、恥ずかしい仕事は出来なくなる。だから明日ハサミを置くことになっても、その日のお客様のために技術講習を受けに行くよ」。まっすぐな目で、そう答えた。
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4月19日