開運・商売繁盛願って 大鷲神社で「酉の市」
縁起熊手を買い求める人たち
市内中町の大鷲神社で11月14日、一年の無事に感謝をし、来る年の幸を願う「酉の市」が開かれた。
酉の市は初冬の風物詩として、厚木でも毎年開かれている。
この日は「二の酉」にあたり、大鷲神社前の路地には開運、商売繁盛、五穀豊穣、家内安全などのご利益があるとされる縁起物の大小さまざまな熊手を売る露天が立ち並んだ。平日に開かれたこともあり、夕暮れ時から熊手を買い求める人で賑わった。
熊手が売れると、売り子による「イヨッ！」と威勢のいい掛け声とともに手締めが行われ、拍子木の音が大きく鳴り響いた。熊手は年々大きくしていくものとされ、大きな熊手が売れると三本締めで、売り子の掛け声にいっそう気合が入った。居合わせた人たちからも歓声が上がっていた。
今年は日の巡り合わせで明日26日（土）に、3年ぶりに「三の酉」が開かれる年。さらなる賑わいが期待される。
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