厚木版 掲載号:2012年3月2日号

今年度のかながわ部活ドリーム大賞・インストラクター賞を受賞した

畑 晴樹さん

厚木商業高校女子ソフトボール部コーチ 58歳

ソフトボールは未経験だった

 ○…厚木商業高校女子ソフトボール部のコーチを務めて16年。長年の功績が称えられた。県庁での表彰式に出席し「恥ずかしかった」とひと言。練習ではノックや守備を担当。ときには「子どもたち」と呼んでいる部員らの遊び相手にもなる。「子どもたちがミスするとこうするんだよ」とベンチコートの胸ポケットを叩くと「ウヒャヒャヒャ」とおもちゃの笑い袋が大きな音を鳴らした。

 ○…ソフトボールは未経験。16年前、ソフトボールをやっていた娘が「厚木商業でやりたい」と同部へ。練習場のグラウンドは自分の帰り道。「そんなに面白いのか」と娘の練習風景を見ているうちに、当時監督だった利根川勇さんに頼まれ、コーチを引き受けた。「最初のころはノックを打っても空振りしたりしてね」と、文字通りゼロからのスタート。利根川先生の助言に従いながら、数々の優勝を陰で支えてきた。会社のある海老名から、ほぼ毎日グラウンドに直行し、遠征や大会にも帯同する。

 ○…生まれは南足柄。男兄弟の三男坊。小学校の頃の遊び場は山と川。高校では写真、スケート、野球、アーチェリーといくつもの部活動に在籍し、社会人になるとスキー一辺倒。ただ、ソフト部のコーチ就任後はそれもご無沙汰。「一つのことを始めると、そっちに興味が移っちゃう。悪く言うと身勝手なんです」と話す。約40年勤めている会社では印刷機械の製造に携わったのち、現在はパーツのリサイクル事業を担当。最近の楽しみは練習帰りの家電量販店への「寄り道」。

 ○…今月18日から、岐阜県で行われる全国高校選抜大会に出場する。部員へいつも話すのは「四則演算ができない奴は応用もできない」。基礎練習の大切さを説く言葉だ。常に頭にあるのは「子どもたちのいい顔が見たい」ということ。「年中何かしら悩んでいる年頃だから、何か力になれればね」と話す姿に「子どもたち」への親心が重なった。
 

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