厚木版 掲載号:2012年3月9日号

古墳のまち厚木を再発見 文化

3月11日(日)まで遺跡展

登山1号墳から出土した円筒埴輪
登山1号墳から出土した円筒埴輪

 市内寿町の郷土資料館で「古墳から見る厚木の歴史」と題した遺跡展が3月11日(日)まで開かれている。先月14日に県の重要文化財に追加指定された登山(どうやま)1号墳の埴輪など、約200点の資料が展示されている。

 今回の目玉は市内飯山にある登山1号墳から出土した埴輪。過去の発掘調査では力士や住居をモチーフにした埴輪が多数見つかり、そのうち約80点が1992年に県の重要文化財に指定された。これとは別に、個人所有の資料を近年再調査したところ同古墳出土であることが分かり、今回新たに14点の円筒埴輪が追加指定となった。

 同館によれば、埴輪の出土は近畿地方や北関東に多く、神奈川県内で多数の埴輪が出土するのは稀な例。遠方との文化的交流など、県の歴史を考える上で重要な資料になるという。

 この遺跡展は市民に地元の埋蔵文化財への理解を深めてもらおうと「あつぎの遺跡展」の名前で毎年行われている。今回は市内に約450基ある古墳にスポットを当て、埴輪のほかにも土器や勾玉などの出土品を紹介。初日からの2日間でのべ100人が訪れるなど、従来の特別展と比べ客足も上々。地域の古墳の魅力が”再発掘”されるきっかけとなりそうだ。

 このほかにも館内では県教育委員会主催の巡回展「弥生時代のかながわ」を同時開催。あす10日(土)の午後2時からは、関連講座として弥生・古墳の両時代をテーマにした講演会が厚木北公民館で行われる。いずれも入場・参加は無料。詳細は市文化財保護課【電話】046・225・2509へ。
 

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