県立厚木清南高校(森慎二校長)定時制剣道部の小川初美さん(2年)と、柔道部の石渡身江子さん(1年)が第43回全国高等学校定時制通信制体育大会剣道の部、柔道の部にそれぞれ出場する。
小川さんは6月16日に秀英高等学校体育館で行われた県大会で3位に入り、昨年に続き2回目の個人戦出場となった。部員は小川さん1人。全日制に通う剣道部で兄の翔大さん(3年)と合同で練習し腕を磨いてきた。剣道を始めたきっかけは兄の影響から。練習ができない日も続いたが、家で素振りを続け、地道な努力が形になった。小川さんは「剣道は練習がすぐに結果として表れ、自分と向き合えるスポーツ。剣道を始めた当初はなかなか一本が取れなかった。兄からは自分がやってきたことを信じてとアドバイスをもらったので、出場するからには優勝を目指して頑張りたい」と意欲をみせた。
石渡さんは5月27日に県立武道館で行われた県大会で個人戦2位に入り、他校と合同でチームを組むメンバーに選出され団体戦初出場を決めた。柔道部の部員は石渡さん1人。普段は秦野の道場に通って練習を続けている。小学5年のとき、友達に誘われ柔道を始めた。目標は、アテネオリンピック金メダリストの塚田真希さん。中学時代に塚田さんに稽古をつけてもらった経験が今も生きている。石渡さんは「一緒に出る先輩の足を引っ張らないようにしたい。県大会では一本負けだったので得意技の大外刈りや体落を決め、一本を取れるように頑張る。大会までは走り込みをしっかり行って基礎練習に励みたい」と大会を見据えた。
全国大会の剣道の部は、8月6日(月)日本武道館で、柔道の部は、8月5日(日)講道館で開催される。
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
|
<PR>