厚木市が取得を予定し、(仮称)あつぎ元気館として事業展開をめざす厚木パークビル(旧パルコビル)。建物の1階東側のフェンスがこのほど外れ、8月1日にあつぎ元気館整備担当の事務室が入った。市内最大のイベント「あつぎ鮎まつり」(8月4日・5日開催)にあわせて業務を開始することで、市民に事業の進展をアピールする狙いがある。
今年度の葉山神一あつぎ元気館整備担当部長のチャレンジ目標では、「7月に取得契約を締結し、鮎まつり時には、一部活用の開始や公開空地の公共利用などを進めます」としていた。
元気館整備担当の職員によると、土地と建物を所有する権利者の三菱地所と東電不動産の社内調整に時間を要しており、まだ契約締結には至っていない。一方で、早期に一部利用を開始したいという市の姿勢を権利者側が理解し、無償で貸し出す使用貸借が実現。これまで市役所第二庁舎14階にあった事務スペースを移転した。
業務を開始した事務室は、同ビル1階東側の人形店が入っていた店舗跡の92・68平方メートル。担当職員が常駐し、事業の検討内容や整備状況を情報発信していく。また、事務室と歩道までの間に公開空地があるため、テーブルやイスを置いて休憩スペースを設ける予定もある。
元気館整備担当の佐藤明課長は「(囲ってあった)フェンスが取れ、目に見えて一つ動きが始まりました。まだ基本計画の案をまとめている段階なので、色々な方のお話をきかせて頂きたいと思っています。ぜひ事務室へ立ち寄って頂ければ」と話している。
同担当によると、年内にはビルの取得契約が締結できる見通し。整備や運営方法などを話し合う検討委員会は基本計画の素案を協議しており、今後、案がまとまり次第9月中旬から下旬にかけて市民にパブリック・コメントを実施。11月には計画案が完成する予定。
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