12月16日に厚木市文化会館大ホールで行われる「第九」の運営委員長 万年 孝助さん 温水在住 72歳
「力強さと勢い伝える」
○…「あつぎ市民芸術文化祭」第九の結団式が7月22日に行われ、現在練習の真っただ中だ。市民から募った合唱団200人をまとめる。10年以上ミュージカルと第九に携わってきた。ミュージカルでは運営委員の傍ら、自ら”役者出演”も果たしたが、第九の舞台に立ったことはまだない。「2時間の長丁場。ソリストの声がでないときがあった。それだけ難しいけれど、自分の気持ちを込めて歌う第九は大きな感動を与える」と強い想いを口にする。
○…栃木県足利市生まれ。実家は家具職人の「指物師」。「家の手伝いはしっかり。返事をはっきり」しつけられ、味噌、醤油は隣の人に借りに行くのが日常だった。インテリアデザイナーを志し、20歳で設計事務所に入社。その後丸井でカジュアル家具、色彩デザインの道に。「人間はどんな環境でも順応するもの。厳しかったが入ったからにはやるしかない」と自らに言い聞かせてきた。
○…妻と娘、3人の孫と暮らす。子どもの頃から音楽が好きかと思いきや、「音楽も歌も苦手。AKB48も歌えない」と無邪気に話す。周囲からは「あっけらかんとした性格」が人気らしい。ボウリングが趣味。最高スコアは287。マイボールを8個持っているほど。洋蘭も自宅で育てており、「よく花屋と間違えられるんだ」と苦笑する。”顔晴れ”が信条。「何をやるにしても明るく笑顔に」という意味だそう。(株)厚木楽器で設計、防音、レイアウトなどを担当している。万年佐吉会長の弟にあたる。
○…今年の第九のテーマは「絆」。「第九のショムニですよ」と謙遜しながらも「力強さと勢いが魅力。若い人もたくさん参加してくれる。若い力は宝物。楽しんでいる姿を伝えたいね。ドイツ語で歌うので、背伸びせずできる範囲で。最後まで練習を見守るよ」と周囲への気配りを忘れない。当日は相川小4〜6年生が被災地の石巻市立相川小へエールを贈る企画も。
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4月19日