11月7日、睦合西公民館でボクササイズ教室を開く 矢口 正昭さん 酒井在住 66歳
自分を追い込む
○…ボクササイズは、ボクシングにエアロストレッチなどを取り入れた独自のメニュー。「厚木市アマチュアボクシング協会」の理事長として小学生から70代まで24人の会員をまとめる。「ボクシングは闘争心をかきたてる。試合後、勝敗に関係なくありがとうとお互いをたたえ、すがすがしい気持ちにさせてくれるのがいい」と力を込める。「自分で努力して目標を失わなければ素晴らしいスポーツ」だとも。ボクシングを知ったきっかけは小学生のとき、元プロボクサー白井義男さんが世界タイトルマッチで負けたニュースを見て。「日本が負けたのが悔しくて。自分が取り返すんだ」と気持ちに火がついたという。
〇…本格的にやり始めたのは高3のとき。それまでする場所がなく、バスケットや駅伝などをしていたが、思い切って東京のボクシングジムに通った。その後、神奈川大学に進み、ボクシング部に入部。「練習が好きでした。納得のいくまで自分を追い込んだ」そうだ。また、57kgフェザー級の頃、試合前の減量の大変さは今でも決して忘れることができない経験だったと話す。
○…今は指導者の立場。アドバイスが形になって表れた瞬間は、ボクシングをしていたときよりも嬉しいという。「ボクシングを始めて元気になり、寝込むことが少なくなった」と声をかけてもらえたときは心底やってきて良かったと思えたそう。「教えることは難しいけれど、ボクシングで痛みを知ることは相手をいたわることにつながる。いじめには手を出さない人間的に優しい人になってほしい」。
○…横浜市戸塚区生まれ。大学を中退し、2年間営業、配送などの仕事を経て1967年厚木ヤクルト販売(株)に入社。ヤクルトレディーを指導し、現在は顧問の立場に。サイクリングが気分転換。2年前に腰の手術をしたが、約15Kmの遊歩道をお気に入りのマウンテンバイクでのんびり走るのが日課。海老名や座間方面に行くそうだ。5人家族。
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4月19日