厚木版 掲載号:2012年11月9日号
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タウンレポート 自転車レーンにツアー業者悲鳴 本厚木駅南口

青い部分が自転車レーン
青い部分が自転車レーン

 本厚木駅周辺には路線バス以外の発着場がない。企業や大学の送迎バスは、駅南口周辺の道路に独自の昇降場所を作っている。

 特に南口のロータリーから南西に延びる道は、旅行会社が主催するバスツアーの集合場所となっている。だが最近、その風景が少し変わってきた。昨年3月に供用開始された、市内初の自転車専用レーンだ。

 この青いレーンができて以降、観光バスの待機所が、道を一本はさんだ裏通りへと自然に移っている。移った場所は、表通りと一本しか変わらないとはいえ住宅地。集合場所の前には民家やアパートがある。観光バスの集合時間と言えば、たいていは早朝。出発待ちのバスや、集合したツアー客の騒音が朝から迷惑になり、住民からは苦情が相次ぎ、改善を求める声が上がっている。

 従来通り、南口を集合場所に設定しているツアー業者も困惑している。長時間の停車は出来ないため、少し離れた場所に参加者の集合場所を設定。人が集まった頃を見計らい、バスが乗客をピックアップしている。

 あるツアー業者の社員は「中には店舗の前に停めてトラブルになる業者もいる。集合場所に関してもいろいろと規制が厳しい。とにかく、我々としても困っている状況」と語る。

 そもそも自転車専用レーンは、中心市街地の自動車事故対策の一環として設置された。レーンの幅については、道路法により1・5m以上という制限がある。道路を管理する市道路整備課によれば他地区でもレーンの設置を求める要望はあるが、この道幅制限のため実現には至っていない。南口の道路はこの条件を満たしており、市内唯一の自転車専用レーン設置個所だ。

 同課では通勤・通学の時間にレーンの利用状況を調査している。それによれば、車道部分を走る自転車はレーン設置前には56台だったのが113台に。歩道を走る自転車は222台から165台へと減った。

 ちなみにこの歩道、そもそも自転車も歩行者も通れる共用道路。「レーンを作る必要があったのか」「道幅条件だけの思い付きでレーンを付けたのか」という疑問の声もある。

 厚木商工会議所が先日市へ提出した「厚木市政に係る政策要望書」には、企業の送迎バス等発着場所の整備についての提言も含まれている。会議所の提案では南口の大型駐車場を市が借り受け、そこを各種送迎バスの発着所とする方式が挙げられている。

 バスの停車場所の問題については、前出の道路整備課も「本来なら駐停車が容易にできる場所があるのが一番」とコメントしている。会議所が言うように大規模なバス発着場が整備されれば、それこそ街に新たな”にぎわい”が創出されそうだ。市はこうした声にどのような動きを見せるのか。
 

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