ふるさとの宿が厚労表彰 食品衛生優良施設で県内唯一
2012年度食品衛生事業功労に対する厚生労働大臣表彰が10月に発表され、食品衛生優良施設に料亭旅館「ふるさとの宿(西海幹男代表取締役社長)」が神奈川県内で唯一選ばれた。
同表彰は、食品衛生の普及や指導育成に顕著な功績があった人物や施設に与えられる。部門は食品衛生功労者と食品衛生優良施設、食品衛生功労者(牛乳衛生関係)。優良施設の対象は都道府県知事または指定都市市長、(社)日本食品衛生協会会長などの表彰歴、保健所が実施した過去3年間の平均監視点数が95点以上など、選考基準がある。今年は209人と120施設がそれぞれ受賞した。
西海さん(63歳)は厚木地区食品衛生協会で指導員を務めている。日ごろ研修会や講習会に参加して、食品の衛生管理に力を注いできた。また従業員には「お客様が客室に入ったときに、きれいだと感じる宿にしたい」と、清掃や身だしなみについても指導。さらに食材の保管方法や押入れの敷物など、目が行き届かないような部分の衛生管理も徹底しているという。その細部にわたる気配りが、食に対しての安心安全に極めて功績があったと評価された。
10月26日に明治座で行われた表彰式に出席した西海さんは「まさか賞をもらえるとは思っていなかったので嬉しかった」と話す。「今後もお客様が、旅館内すべての施設を気持ちよく使ってもらえるようにしたい」と意気込んだ。
ふるさとの宿は1963年に飯山で創業。幹男さんの妻、啓子さんの両親がふるさとや母親を思い出せる場所を作りたいとの想いで始めた。1989年に幹男さんが二代目社長に就任、現在従業員数は10人。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月19日