北部地区公園は何処に? 防災機能を重視 整備検討委員会が初会合
厚木市が防災機能を備えた公園として設置を進めている(仮称)北部地区公園整備検討委員会の初会合が11月19日、市役所第2庁舎で開かれた。会議では事業概要、候補地についての説明が市職員から行われた。
検討委員会は造園・防災の学識経験者や地域代表者、公募市民ら10人で構成。委員長には東京農業大学の阿部伸太准教授が選任された。
阿部委員長は「非常時だけでなく日頃から親しまれるような計画をデザインしていくことで、災害時にも人が集まり、機能するような公園にしていきたい」と話した。
(仮称)北部地区公園は、厚木市緑の基本計画に基づき設置が計画されている地区公園。地区公園とは国が定める主に徒歩圏内在住者を対象とした公園のことで、標準的な面積は4ha。市内では森の里の若宮公園が地区公園にあたる。
また「災害に強い街づくり」という基本理念から、平時には地域の憩いの場となると共に、災害時は防災拠点としての機能を担うことを想定している。
この日は市河川みどり部や危機管理部の職員が同席し、委員へ公園整備の目的や基本情報を説明した。
その上で、公園の候補地として依知地区の旧恵心病院跡地を含む関口・山際の市街化調整区域、睦合北地区三田の中津川西岸の田園地帯、荻野地区みはる野が提示された。
委員からは「依知地区は橋が崩落した場合孤立化するので、災害用の備蓄施設等が必要」「三田の予定地は多くが土地利用が制限される農業振興地域のため、それを解除していくのは難しいのでは」といった声が挙げられ、市の職員が意見に対する説明を行った。今回は候補地に関する結論は出ず、次回の会合で話し合うことを決めて閉会した。
しかし市が今年修正した地域防災計画では「依知地域に防災機能を備えた公園を整備」としていることもあり、依知地区に決まる公算が高そうだ。
今後は12月11日に第2回会合が行われ、2月5日まで全4回の日程で行われる。会議では候補地選定のほか、公園への避難人数想定やどのような施設、設備が必要かを議論していく。
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4月19日