県立厚木商業高校(井上晋哉校長・生徒数781人)情報処理科2年の山崎成幸さんが、昨年11月18日に行われた第132回日本商工会議所簿記検定試験の1級に合格した。同校では2年生での合格は初で、現役生としては18年ぶり。
同試験は商業簿記、工業簿記、会計学、原価計算の4科目で構成され、合格すると税理士などの受験資格が得られる。経営管理や経営分析にも役立つという同試験の合格者は、受験者1万3146人中1690人。合格率12・9%という難関だ。
山崎さんが簿記の受験を志したのは、中学生のとき。所属していた卓球部を辞め、目標を探していたときに親戚から「簿記を受けてみたら」とアドバイスされた。「目指すものがないとダメになってしまう。どうせなら極めてみよう」と発起し、挑んだ。
高校入学後は、テキストと問題集を中心に勉強漬けの毎日。受験前の夏休みは返上して机に向かった。それでも「勉強をすればするほど、ニュースがわかるようになった。新しい発見が楽しかった」と笑顔で振り返る。「家族や周りの支えがあって合格できたと思う。それは忘れないようにしたい」とも。
念願の合格後も挑戦は終わらない。今後の目標は税理士と公認会計士の資格取得。仕事をバリバリとこなす将来の自分を想像することが、勉強のモチベーションだ。
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