厚木版
掲載号:2013年2月8日号
防災の啓発活動などを行う団体「あつぎ災害ボランティアネットワーク」(土橋芳江代表・18人)が1月26日、市総合福祉センターで避難所運営ゲーム研修を実施した。
この研修は災害時をシミュレーションすることで課題や改善点を見つけようと、赤十字防災ボランティアと共同で初開催した。ゲームの愛称は「HUG(ハグ)」。避難所、運営、ゲームの頭文字を合わせた造語で、避難者を優しく受け入れるという意味も込められている。
ルールは避難者の年齢や性別、健康状態などを記載したカードを、施設配置図上で適切に誘導すること。参加者31人は5グループに分かれ、停電や断水などを想定しながらカードを安全な場所へと移動させていた。
土橋代表は「トイレの管理や部屋の割り振り方、喫煙スペースなどたくさんの課題が参加者からあがった。いろいろな場面が想定されるので、繰り返し訓練をすることが大切」と話した。今後は公民館単位などで行い、不測の事態に備える術を市民に広めていく。
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