緑ヶ丘一丁目自治会(佐藤秀一会長)がこのほど「開設50周年記念誌」を制作した。同自治会は現在、市内で少子高齢化が顕著な自治会のひとつ。「まちの活性化に」と企画された。
緑ヶ丘1丁目は1963年に神奈川県の住宅公社が開設。当時は「厚木の田園調布」と呼ばれた高級住宅街だった。北は北海道、南は大分まで全国から人が集まってきたという。
現在、同地区は住民約500人のうち75歳以上が105人に対して小学生はわずか9人。2年前、当時の菅正清会長のときに50周年事業の企画が持ち上がり、「活性化」をテーマに記念誌づくりや記念植樹、自治会旗作成などの企画が決まった。
記念誌制作に関わったのは同自治会と自治会長経験者を中心に組織されるボランティア団体「ふれあいの会」(中島安雄代表・会員数6人)の約30人。
メンバーは約200世帯に対して1軒1軒、寄稿の依頼を行った。1年かけて集まったのは55人の文章で、約300ページに渡る。
内容は3部構成。1部は10年ごとに5期、それぞれの時代の思い出。2部は緑ヶ丘地区の学校や商店街、祭りなど文化の紹介。3部は将来への展望などが書かれている。同誌は220部制作され自治会員、中央図書館や緑ヶ丘公民館、近隣の小中学校に配布された。
菅前会長は「寄稿によって人材が豊富だとわかった。知識や才能のある人が見えてきた」と話した。また佐藤会長は「今後の自治会活動に生かしたい」と語った。
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