厚木市立病院(山本裕康院長)がこのほど、DMAT(災害派遣医療チーム)を編成し、3月25日付で神奈川DMAT指定病院に指定された。県央地区の2次保健医療圏では、大和市立病院とともに初めて認定された。
DMATは、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場で、おおむね48時間以内に活動できる機動性を持った専門的な訓練を受けた医療チーム。多くの人の命を助けるため、医師・看護師・業務調整員で構成される。
2011年3月の東日本大震災を受けて、翌12年3月に厚生労働省医政局長が通知を出し、この中で地域災害拠点病院において14年3月末までにDMATの保持が義務付けられた。県内には市立病院をはじめ33の災害拠点病院があり、3月25日現在、DMATを保持しているのは23病院。
市立病院DMATの隊員は、院内公募で集まった職員の中から選考された医師2人、看護師2人、業務調整員(薬剤師)1人の5人。3月上旬に行われた日本DMAT隊員養成研修を受講したほか、27日に圏央道で行われた車両多重事故を想定した訓練にも参加した。
今後、県の派遣要請により、傷病者が20人以上発生または発生が見込まれる災害で、知事が必要と判断した場合に出動する。
チームリーダーの清水智明救急部長は、「隊員の意識は非常に高い。モチベーションを保ちつつ、人員の拡充や資機材の充足、スキルアップの訓練を行っていきたい」と話した。
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