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4月9日に相川公民館で行われる「いきいきシニアクラブ」で歌の講師を務める 猪本 明美さん 岡田在住 65歳

公開:2013年4月5日

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アフター5はカラオケだった

 〇…市内外の老人ホームや介護施設で月4回、利用者と一緒に「懐かしの歌」を歌っている。昭和40年代に流行した曲や、童謡、叙情歌が中心。録音やギターの伴奏を用いた「移動型の歌声喫茶」と称するこの活動を、17年間続けている。4月9日には相川公民館で「いきいきシニアクラブ」というイベントに登場し、講師を務める。

 〇…「おれは歌いたくない」と話すシャイな人も、最後にはマイクをつかんで離さなくなってしまう。参加者には認知症がある人もいるが、「昔聞いた曲」は忘れておらず、笑顔で歌いだすという。「寝たきりで歌うことのままならない人が、曲が始まると、瞬きで合図を返してくれた。この時の感動は忘れられない」。歌の力でたくさんの人に元気になってもらいたいという気持ちが、原点にある。

 〇…活動は横浜銀行勤務時代に始まった。当時の「アフター5」はもっぱら、職場の仲間と行くカラオケ。「この輪を広げたいと思い、ある頃から仲間と一緒に、近所の老人ホームへ歌いに行くようになった」という。マイクとアンプを持って施設を飛び回った。そのうちに、出演の依頼がどんどんと舞い込んでくるようになった。

 〇…幼少期から歌が好きだった。歌好きの父親の影響が強く、3歳の頃にはすでに、来客があれば歌って歓迎していたという。小学1年生のときに聴取者参加型のラジオ番組で、歌を披露。このとき合格点に届いたことが「歌と離れられない人生」を決定づけた。中学、高校ではそれぞれコーラス部に所属。60歳のとき「大だて明美」という芸名でCDを出したことも。

 〇…好きな曲は「荒城の月」と「ふるさと」。骨折した時も松葉づえをついて歌いに行った。「おまえから歌をとったら死んでしまうだろうな、と主人に言われている」と笑う。銀行を退職後、62歳で営業職として市内のホテルへ再就職。3人家族。
 

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