厚木警察署(清水伸一署長)管内にある金融機関で構成される厚木地区金融機関防犯連絡協議会(井萱修己会長・加盟74店舗)が5月22日、厚木市農業協同組合本所で定期総会を開催し、銀行や信用金庫、郵便局の支店長・局長など41人が参加した。
同協議会は、同署や金融機関相互の連携をとることで犯罪を防止しようと組織された団体。総会では2012年度の事業報告や13年度の事業計画、予算案などの発表があった。
また同署生活安全第一課の倉田文二課長が講話し、振り込め詐欺の件数が急増・手口も巧妙化していることなどを指摘。同署によると今年1月1日から5月21日までに同署管内で起こった振り込め詐欺の被害件数は6件で、昨年1年間にあった被害件数4件をすでに2件上回っているという。
井萱会長は「振り込め詐欺の被害が後を絶たないのはじくじたる思い。利用者の皆様が被害にあわないよう、今後も継続して防犯活動をよろしくお願いします」と話した。
清水署長は「昨年以降、管内での銀行強盗の事案はない。皆様の隙を見せない徹底した対策のおかげ」とコメントした。
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