芝居を身近に感じてもらおうと「お芝居の楽しみ」と題したトークショーが6月29日、厚木市文化会館で行われ、地域住民など105人が参加した。
この日は、劇団扉座を主宰し、2010年から「あつぎ文化芸術特別大使」に就任した横内謙介さんがコーディネーターを務め、エッセイストの関容子さんとトークセッションした。
関さんが、生前の歌舞伎俳優・市川團十郎さんや中村勘三郎さんとやり取りしたエピソードを紹介すると、来場者は真剣な面持ちで話しに聞き入っていた。
関さんは「團十郎さんは苦労を重ねた方で、勘三郎さんは人のいいところを見つけて親切にしてくれました。歌舞伎の素晴らしいところは役者。気に入った人を中心に舞台を観に行くと芝居がより身近になります」と語った。
旭町在住の木村志おりさん(61)は「役者の素顔を知ることができて面白かったです」と笑顔で話した。
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