神奈川工科大学の鉄道研究部(岩本仁部長)が6月29日と30日、神奈川工科大学厚木市子ども科学館で巨大ジオラマを使用した鉄道の展示会と疑似体験運転会を行い、児童や家族連れなど多くの来場者で賑わった(=写真)。
大学外で2回目となったこの展示会は、市民に鉄道の魅力や楽しさに触れてもらおうと企画。実際に走っている電車の150分の1のサイズのジオラマは、小湊鐵道の養老渓谷駅などを舞台に駅周辺の様子や湖、花畑を細かく再現した。
開催初日の29日は、体験模擬運転会を実施。コントローラーで模型の鉄道を操り、搭載された小型カメラの映像がモニターに映し出されると、子どもたちからは「すごい」と驚きの声が上がっていた。また、模擬運転会には順番待ちの列ができていた。
妻田在住の大金里美さん(35)は「精巧な模型に本当にびっくりしました。子どもが楽しんでいる姿を見るのは嬉しいですね」と笑顔で話した。
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