市内森の里在住の三木茂さん・かほるさん夫妻が作画を担当した絵本『ドクトルパンダとジム太』の原画展が、9月4日(水)まで中央図書館の階段ギャラリーで紹介されている。
この絵本は今年2月に出版。動物たちが住むポンポコ町を舞台に、オフロード四輪駆動車・ジムニーをモデルにしたジム太が、嵐の中でパンダの医者と共にブタのブーさんの出産現場に向かうストーリー。小さいながらも悪路をものともせず走るジム太の姿を通して、ハンデに負けず頑張ることの大切さを描いている。
出版元のエスエスシー出版(有)(市内田村町)の社長でもある二階堂裕さんが作った話に、三木夫妻が挿絵を付けた「厚木生まれの絵本」。市内小学校などにも寄贈されている。
今回の企画展では絵本の原画のほか、アイデアスケッチやジムニーの模型などを展示。鉛筆で描いたスケッチに色が付き、絵本になるまでが解説されている。
三木夫妻にとって、商業絵本の制作はこれが初めて。一昨年から1年近くをかけて描きあげた。車や背景を担当した夫の茂さんは「車をデフォルメせずに、きっちり描くのが大変だった」と明かす。妻のかほるさんは、普段は陶絵付けの教室を主宰。「教室に来ている子どもたちが細かいところまで見てくれて。うれしいですね」と笑顔。「できあがった絵本というのは普段見られますが、その工程を知ってもらえればいいですね」と話した。
実は自動車会社にデザイナーとして勤務していた経験を持つ2人。「車には夢が詰まっている」と話す夫妻のクルマ愛あふれる原画展に、注目が集まりそうだ。
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