活動報告 日光修学旅行 厚木市議会議員(会派民主クラブ) なきり文梨
観光地の放射線量は?
「日光へ放射線量を測りに行くのなら、校長会の下見と一緒に行かれたらいかがですか?」との教育委員会からの提案を頂き、先月末行ってまいりました。厚木市出発時に測定すると毎時0.04μSv(以下単位は省略)でした。最初の目的地に着くと、屋内で0.08。子どもたちが体にうける放射線の影響は2倍になります。華厳の滝は、駐車場から展望台に続く歩道の土の所が0.36でした。9倍になります。
旅館の放射線量は?
厚木市の児童が泊まる予定の旅館の一つは、敷地に入っただけで0.23ありました。駐車場の土の上は0.54でした。他の旅館では、玄関前のコンクリートの上は0.12でも、土の上は0.39でした。風が吹いて土が舞った時、大量の放射性物質を吸い込んでしまう可能性があります。ここに泊まる予定の学校もあります。
日光江戸村の放射線量は?
除染が済んだばかりの日光江戸村は、高い所と低い所の差が大きく、低い所は0.13ですが、高い所は0.49でした。日光市は、777万円かけて江戸村の中を10 m間隔で測定したそうです。日光市民の方が数値の公開請求をしたところ、ほとんどの数値を黒塗りして渡されたそうです。その数値が大変気になります。
日光市の子どもたち
観光地の除染が優先され、通学路等の除染が後回しになっています。日光に住む方が、今はまだ修学旅行で来ないでくださいと言っていました。
厚木市議会議員 なきり文梨
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