厚木市内と愛川町で活動するシンガーソングライター・みらいあいこさん(46)が8月26日、初めてのマキシシングルCD『オレンジ』を発売した。
みらいさんは、シングルマザー。普段はOLとして働く一方、2009年から障害がある人や闘病中の人の詩をもとにメロディをつけ歌う活動を続けている。
CD発売は1年前にみらいさんの取り組みを新聞記事を通して知った川崎鷺沼ロータリークラブ(石塚勝会長・26名)から協賛の申し出があり実現したもの。
CDは、歌が4曲とカラオケ2曲を収録。タイトルナンバーの「オレンジ」はピュアな気持ちを伝える恋愛ソング。新潟県で筋ジストロフィーという難病と闘いながら作詞活動をしている石井大心さんが詩を提供。自分が大切に思う家族や子どもへの想いを歌に込め「愛を伝えたい」とみらいさんは真っ直ぐに話す。
みらいさんの活動に賛同した画家や漫画家がジャケットや歌詞カードの肖像画、挿絵を手がけた。「いつかお母さんがCDを出すときに使って」と娘さんから手渡された絵も盛り込まれている。みらいさんは「本当にたくさんの人に支えられて生まれた一枚です。その恩返しも込め私なりに精一杯活動したい」と話す。
CDの価格は1000円。厚木市旭町の「じょいふるミュージック厚木」で販売中。またCDを録音したサンダースネイク厚木で9月13日(金)、発売記念ライブを行う。夢の紅白出場を胸に、希望と愛を歌に乗せ未来に届ける。
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